遠距離の彼氏と同棲したいけど、仕事はどうする?退職や転職のポイントとは。

遠距離の彼氏と同棲したいけど、仕事はどうする?退職や転職のポイントとは。

遠距離恋愛ならではの楽しみもあるとはいえ、期間が長くなってくると、どうしても「距離を気にせずいつでも会えるようにしたい」「お互いの生活が見えなくて不安」という気持ちが出てきてしまうものです。
そんな時には、思い切って同棲に踏み出すのも1つの手段でしょう。
でも、自分の仕事をどうするか、事前に何をやっておくべきか迷うこともありますよね。
今回は、遠距離恋愛中の彼氏と同棲する時の仕事にまつわるお話を解説します!

 

同棲前に考えておきたいこと

彼氏が好きと言わない理由には、いくつか考えられるものがあります。まずはそこから知っていくようにしましょう。理由が分かると、今後の行動の仕方を考えることができるのです。

 

お互いの金銭状況

1つ屋根の下に暮らす場合、生活を最低限成立させることができるよう、お互いの金銭状況を把握しておく必要があります。
収入がいくらあるのか、保険・定期預金など毎月支払いが必要なものは何か、細かく開示していきましょう。
万が一借金やローンがある場合も包み隠さず伝え、生活のために必要な金額の概算を立てます。
また、引っ越しに備えた十分な貯蓄があるかも確認が必要です。

 

どの地域の、どんな家に住むか

彼氏が住んでいる地域で暮らすのか、あなたが住んでいる地域で暮らすのか、どんなエリアのどんな広さの家に住むのか、イメージを膨らませていきます。
具体的な家探しは今後仕事の予定が立ってからでも問題ありませんが、家賃相場、治安、都心部からのアクセス、利便性などを比較しながら、家にかかるお金を計算しておきましょう。

 

退職するのか、転職するのか、異動するのか

どちらの地域で暮らすにしても、お互い仕事の調整が必要になります。
思い切って退職して相手の収入1本で暮らすのか、別の会社に転職するのか、同じ会社の別支店に異動の希望を出すのか、考えましょう。
まずは今の会社の制度を調べ、もし異動ができないようであれば、退職か転職かの2択で選ぶことになります。

 

退職や転職する時のポイント

退職の時にポイントとなるのは、上司、部下、同僚への配慮です。また、転職の時にもどう自分をアピールするかで仕事の決まりやすさに差が出るでしょう。

 

仕事のきりがいい時期に退職する

「明日から出社しません」と急に辞めたり、「1ヶ月前に申し出ているのだから問題ない」と仕事のタイミングを見計らわず退職の相談をしたりするのは、周りにとって大きな迷惑になります。
今抱えているプロジェクトがひと段落した時、年末や年度末などきりがいい時、比較的手が足りている閑散期などに退職の時期を合わせるのがよいでしょう。

 

退職理由は正直に話す

結婚、出産、育児、介護、病気、転勤などの正当な理由と比較すると、「彼氏と同棲したいから退職」というのは少し周りからの批判が強いような気がしてしまいます。
しかし、退職理由に嘘はつかず、正直に話すのがベストでしょう。
退職の時期や引継ぎなど周りへの配慮を十分に行った上で、「どうしても添い遂げたい相手だから一緒に暮らそうと思います」という気持ちを伝えれば、応援してもらいやすくなるでしょう。
これまで育ててもらった恩を忘れず、最後まで全力で仕事をするのがポイントです。

 

転職先にも正直な理由を話す

転職する場合、引っ越した先で新しい仕事を探すことになります。
土地勘のない場所で転職活動をするのは非常に大変な上、「今まで〇〇県にいたのにどうしてうちに応募したの?」という率直な疑問をぶつけられることもあるでしょう。
今後一緒に働く可能性がある人たちにこそ正直な理由を伝え、腰を据えて働く決意をアピールするのが鉄則です。

 

どんな業種、職種を狙うか考える

転職する場合は、あらかじめどんな業種や職種に絞って仕事を探すか考えておきましょう。
自分がこれまでやりたかったことや、今までのキャリアが活かせそうなこと、社会的意義が強いと思われることを中心に、「何故その仕事がしたいか」を掘り下げていくことが大切です。
転職して仕事を続ける前提で同棲を始めていた場合、転職活動がうまくいかずなかなか仕事が見つからないと、金銭的な負担やプレッシャーがのしかかり、彼氏との仲が険悪になってしまう可能性もあります。
急ぎの場合は、現職の退職が決まる前から面接を始めてもいいでしょう。

 

同棲を機にキャリアを見直すなら

遠距離恋愛していた相手と一緒に住めるのであれば、これまで離れていた距離や時間を取り戻すかのような楽しい毎日が待っているでしょう。
一方、同棲が決定したとしても浮かれすぎて今の職場に迷惑をかけてしまうことだけは禁物です。
退職や転職の権利は誰にでも用意されているとはいえ、「立つ鳥跡を濁さず」を意識して、丁寧な手続きを踏んでいくのがよさそうです。
恋人としても、ビジネスパーソンとしても、胸を張れるような意志を抱いて、新しい生活を楽しんでくださいね。